HEADHUNTER INTERVIEW

転職市場を広く理解し、
個人と企業の間に“道”が築かれる、
そんな機能・役割でありたい。

パーソルキャリア 
エグゼクティブエージェント 
エグゼクティブコンサルタント

柴田 淳二

得意分野:商社・メーカー業界
大手都市銀行での経験を経て、大手転職エージェントに転身。以後、10年以上に渡り採用・人材コンサルタント、大手企業の採用プロジェクトマネージャーとして、多くの方の転職支援に携わる。得意分野は、製造業、金融・コンサルティング業界。

技術者の方々とも同じ目線で接したい。
だからAIも自ら学んで経験する。

私はこれまで15年以上に渡り、主に製造業を対象とした転職支援に従事しています。機械、電子・電気はもとより、半導体・化学、またソフトウェア・ITの領域まで広く関わり、企業が求める人材の要件をテクニカルな面からも、より正しく理解した上で、転職希望者の方々とのマッチングを図っています。たとえば以前にご紹介したのは、ある大手電機メーカーの先行開発部門での求人案件。新事業をリードできる技術人材が欲しいとのオーダーでしたが、詳しく話を伺ううちに、必要なのは技術者ではなく、より上流での技術マーケ・企画業務に精通した人材だと判断し、異業界出身の方をご紹介しました。その方は、今、先方社内で活躍され、高い評価を得ています。

私自身は技術者としての経験はありませんが、技術者の立場を理解することには絶えず努めるようにしています。同じ目線で話ができれば、より満足いただけるご紹介ができるだろうとの思いから、新しいテクノロジーが出現すれば、できるだけ直に触れて理解しようと努めています。最近、世間で注目されているAI(人工知能)についても、プログラミング言語のPythonも独学で習得し、機械学習のための環境構築などを自ら経験。こうして技術面でも自分の知見を常に広げて、企業からも転職希望者の方からも信頼に値する存在でありたいと思っています。

転職希望者のみなさんの代理となり、
必要な情報を入手してご提供。

私自身、メガバンクからの転職者です。新卒で入社して5年ほど在籍しましたが、バブル崩壊の後始末の時期で、長年お取引があり地域経済を支えてきた企業のお客様からも、債権を回収しなければならない状況でした。そうした仕事に意義を見出せなくなり、「お金」ではなく「人」を通して企業に貢献していく人材紹介の仕事に魅力を感じて転身。当時、銀行の激務のかたわら転職活動を行うのに苦労した経験もあって、転職希望者の方々にできるだけ負担がかからないように配慮しています。

あるメーカーが求めているポジションに適する転職希望者の方がいる場合、本来ならその方が直に企業に赴いて情報収集できれば望ましいのですが、現実問題としては時間的、物理的に難しい。ですから私が代理となり、転職希望者の方が知りたいことを企業から探り出してお伝えしていく。そこでさらなる疑問や質問があれば、再び企業にアプローチして情報を集め、誠実にやりとりをさせていただいております。企業に対してもそうで、技術的な知見はある程度有していますが、もちろん専門性が深くなると理解できない内容もある。その際は正直に打ち明けてレクチャーを乞う。ヘッドハンターだからといって格好をつけたり、知ったかぶりはしない。そんなスタンスで私は転職希望者の方々と企業に向き合っています。

優秀な人材がリスクなく次に進める
“システム”として機能したい。

私が、おつきあいさせていただく転職希望者の方々は、みなさん技術的なレベルが高く、将来に向けてのキャリアアップの意欲も高い方が多いです。一方で、ご本人がこれまで培ってきた技術を、どの企業でどのように活かすことができるのか、そうした生の情報を手に入れることはなかなか難しい。私はそこに黒子として関与し、転職希望者の方々が真に必要とされている情報を提供し、精神的・情緒的なアプローチではなく、あくまでも論理的にみなさんが希望されるキャリアを判断できる状況を整えて差し上げたいと考えています。

私が目指す理想の姿は、製造業の人材マーケット全体を見渡して隅々まで熟知し、どんな人材のオーダーに対しても、ふさわしい能力を持つ転職希望者の方をすぐにご紹介できる、そんな“機能・役割”になること。私が介在することで、転職希望者の方と企業の間に“道”が瞬く間に築かれ、優秀な人材がより能力を発揮できる場にスムーズに移ることができる。これまでのキャリアをもとに高いポジションや新しいフィールドに挑戦したいと志す技術者の方が、リスクなく、ストレスなく、安心して次のキャリアを選べる。そのための“システム”として私自身が機能することが、この仕事に携わってから一貫して考えている私の理想であり、これからも進んでいきたいと思っています。