転職ガイド  Step 1 転職活動の準備

キャリアの棚卸し・
自己分析

転職活動を始める前に、自身のキャリアの棚卸しを行いましょう。キャリアの棚卸しとは、これまでのキャリアにおける経験や実績・評価・成果、獲得した知識・スキルなどを丁寧に洗い出して整理することを意味しています。同時に自分の志向や適性、これまでの業務で大切にしてきたこと、今後のキャリアで実現したいことなどについて改めて熟考し、自己分析しておくことで、その後の転職活動をスムーズに進めることができます。
下記のポイントを意識して整理してみましょう。

可能な限り具体的かつ詳細な棚卸しをする

これまでに経験してきたすべての業務を時系列で洗い出してみましょう。拠点・部門・チームといった所属組織や役職・ポジション、プロジェクトごとに手がけてきた業務を箇条書きで具体的に書き出すとよいでしょう。また、管理職でのマネジメント経験、特筆すべき営業実績、プロジェクト実績など、転職活動においてアピールできそうな経験・実績は目立つように記載しておきましょう。

自己分析でキャリアビジョンや転職の理由を明確にする

これから構築していきたいキャリア、目指すべき自分の姿を年代や年齢で区切って整理してみましょう。また、給与や年俸といった待遇面、ワークライフバランス、人間関係、現状の仕事内容など、ネガティブな内容も含めて転職を検討するに値する理由をありのままに列挙してみましょう。自分を偽らず、本音と正直に向き合うことが重要です。

ヘッドハンターを活用し、棚卸しに客観性を加える

自分自身でキャリアの棚卸しを行った後は、ヘッドハンターのカウンセリウングを受け、より客観的な視点を加えることで棚卸しの精度を上げていきましょう。
転職希望者本人がアピールにならない、取るに足らないと考えているような実績、スキル、業務経験であったとしても、採用企業が魅力を感じるポイントになるケースも少なくありません。

アドバイザーからの
コメント
ハイクラス人材の方には部下の評価をする機会は多くあっても、いざ自分のこととなると、客観的に評価することが難しい……という方もいらっしゃいます。キャリアを棚卸しして自分のスキルと実績を整理し、さらに今後のビジョンを描いてみれば、自分の希望する方向性が見えてくるのではないでしょうか。
(元ヘッドハンター 望月 輝)